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11月25日(月)、新紀元社より『女子高生とツッコミながら読む古事記』(略して「JK古事記」)が発売されました!
著者はライトノベル作家の佐伯庸介先生。女子高生のノリのいいツッコミをお供に、楽しく『古事記』を読むことができる「JK古事記」。パンタポルタでは本書の出版を祝して、本文には載っていないJK紬紀のキャラクター設定と、本編の内容を一部公開いたします!
最初に言っておきますと。
この本のコンセプトはあくまで『古事記を面白がって読む』である。娯楽物語として古事記を楽しむための本として、この本を書いた。もちろん、古事記の現代語訳としてきっちり実用に足るように書いており、嘘は書いていないのでご安心いただきたい。
そう、古事記は面白いのである。
(まえがきより一部抜粋)
著者:佐伯 庸介/イラスト:一束/定価:本体1,200円(税別)
ISBN 978-4-7753-1790-7
「JK古事記」の登場人物
ギャル女子高生×イケメン神様
学校の課題で『古事記』を読むことになった女子高生の紬紀。ぶちぶち言いながら神社にお賽銭を投げてみると、どこからともなく端正な顔立ちの青年が現れた。『古事記』に登場する「月の神」、月読命である。
『ひとつ、講義して神々への敬意を植え付けるのもよかろう』
そう考えた月読は、紬紀のために『古事記』を読んで聞かせることになる――
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島根県松江市の片田舎に住む女子高生。たいへん頭とノリが軽い。神話の国に住んでいるがその手の知識はほとんどない。好きなものはお菓子とイケメンとB級映画。お婆ちゃんっ子で、子供とご老人にはとても優しい。他にも誰にでも気安いので男子を勘違いさせやすいタイプ。学校で古事記を勉強することになり、さっぱり理解できず困り果てた末に地元の神社に神頼みにやってきた。
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本書にて紬紀ちゃんに古事記を教えてくれる神さま。イザナギが黄泉から帰ってきた際に行った禊祓の最後に生まれた三貴子の一柱。夜の国の支配を任された月の神さま。仕事を放棄して好き勝手に暴れ回ったり地上に行ってしまうスサノオや、同じく仕事を放り出してひきこもったり地上侵略したりする姉とは違い、古事記では記述がほとんどない(『日本書紀』などにはエピソードが存在する)。真面目に仕事をしていたのだと思われる。天岩戸事件の時はずっと夜だったのでさぞかし大変だったことだろう。
内容紹介
ここからは、「JK古事記」本文の中からパンタポルタおすすめのエピソードを一部公開します!
有名な「岩戸隠れの伝説」より、天岩戸に立てこもったアマテラスを外の世界に連れ出すため、神さまたちが協力する場面です。
オモイカネの解説付き
本文の合間には、ツクヨミに呼び出された思金(オモイカネ)さんによる解説もあります! ややこしい話はオモイカネに任せるスタイルです。その他、巻末には総勢39柱のイラストや本編では紹介しきれなかった神さまのリストも収録されています。
楽しく『古事記』を読みたい! と思っている方はもちろん、『古事記』には興味はないけれど女子高生になら興味がある、もしくはイケメン神さまになら興味がある、なんて方にもオススメです!
著者:佐伯 庸介/イラスト:一束/定価:本体1,200円(税別)
ISBN 978-4-7753-1790-7